不平不満を全力で言ってみる
逢うたびに
「はぁ~、まいった」
から始まる大好きな女の子(笑)
女の子といってもいい大人ですが(笑)
こちらの都合もお構いなしに
ふと花屋に立ち寄る。
私が仕事をしていてもお構いなしに話しているので
私もお構いなしに仕事を続ける(笑)
話しだしたら止まらない。
全力で不平不満を訴える(笑)
不平不満が止まらない
何の遠慮もない
先日ふと、いつものように聞き流しながら
「なぜ私はこの人の不平不満愚痴を
聞いていて嫌な気持ちにならないのか?」
と観察してみて気づいたのは
この人の言葉には
誰かを傷つけようとか
誰かを陥れようとか
自分を正当化しようとか
なんていうか、
ねちっこい悪意がない
ドロドロした計算がない
一緒に嫌いになろうよ!的なものがない
ただ、ありのまま出来事と、
自分がどう腹が立ったのかということと
自分は何が正しいと思っているということ
自分は優秀な人間であるのに評価されないのがおかしいということ
そんなことをただそのまま垂れ流している(笑)
で、たぶん私がその話に興味があってもなくても
どうでもいい
たぶん、話そのものを
聞いていても聞いてなくてもどうでもいいのだと思う
もちろん、私に同意やアドバイスを求めてこないし
聞いてる?って確認しないし
私間違ってないよね?ということも求めない
(たいていのことは意見が違うから(笑))
「めんどくさい人」
「ちょっと疲れる」
「捕まった~って思っちゃう」
っていう人もいるようだけど
私はこの正直さと
被害者ぶらないところが大好き。
全力で不平不満を言っていているときは
鏡を差し出したくなるくらいの形相なのに
びっくりするほど上機嫌で
そしてとびきり素敵な笑顔で帰っていく姿に
色んな意味でほっとさせられる。
素敵な言葉を選んで
優しいことを言っているけど
ドロドロでネバネバな気持ちがある人は
いっそのこと、全力で不平不満を言ってみたらどうだろう?